磯谷博史

連続している出来事に、人は都合なり感覚で輪郭を与え解釈しています。この事実を立ち止まって考え、起きていることについて自分自身で判断することは、想像以上に根気のいることです。判断するということについて、判断する、言葉で言うだけでもなんだか複雑です。
しかし一方で、世界を記述していこうという気持ちを放棄し、自分自身での判断を止めてしまうと、解放されるどころか、誰かのシステムで記述されてしまうような感覚があります。これではどうもつまらない。

私は判断すること、その構造に興味を持ちこの複雑さについて知る事に興味を持っています。この疑問を共有できるように展示を設定すること、このことに多くの時間をさいています。
 

磯谷博史

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